健康情報
「中性脂肪」対策 |
中性脂肪は肝臓で作られ、身体を動かす為のエネルギーになり、 身体にとって必要なものなのです。 しかし、中性脂肪が標準値より高いと高脂血症という病気という事 になります。 高脂血症になると、正常な人よりも血液中の中性脂肪の含有量が 高い為に、血管に負担を与え続け、次第に血液を濁らせ、血管を 詰まらせる原因となり、 「動脈硬化・心筋梗塞・脳血栓」 などの突然死を引き起こすのです。 これは無症状で病気が進行するので、日ごろから生活習慣を正さ なければなりません。 濁ってしまった血液を正常に戻すには「運動」が一番。 さらに食事で中性脂肪を減らす成分が必要です。その成分として 挙げられるのが 「EPA、オレイン酸」です。 |
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サバ・イワシ・サンマなどの缶詰でEPAを多く 含んだ青魚を簡単に摂取することが出来ます。 |
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オリーブオイル、菜種油、ゴマ油など オレイン酸は、炭素数18、二重結合数1の一価不飽和脂肪酸を 代表する脂肪酸です。 オリーブ油、高オレイン酸タイプの紅花油やひまわり油、キャノ ーラ油などに多く含まれています。 オリーブ油を主な油脂源としている地中海沿岸諸国の人々が、 かなり多くの脂肪を摂取しているにも関わらず、冠状動脈性心 疾患が少ないことから注目されました。 オレイン酸には、悪玉コレステロールだけを下げるという特長が 知られています。 私たちの血液中でコレステロールは、善玉コレステロール(HDL) や悪玉コレステロール(LDL)と呼ばれる形で存在しているのです が、過剰となった悪玉コレステロールが酸化され、超悪玉コレステ ロールとなって血管壁内に沈着すると動脈硬化などの原因になる と言われています。 オレイン酸は、善玉コレステロールを下げずに、この悪玉コレステ ロールだけを下げる成分として、近年、注目されています。 また、リノール酸などに比べはるかに酸化されにくいこともオレイン 酸の大切な特長の1つです。 |