審判員のルール
●主審の権限と役割、人数
主審は審判の中で最も大きな権限があり、競技規則の範囲におけるすべての権限を有します。試合中主審のみでは確認できない場合(オフサイドなど)、また主審が見逃した際などに副審が補助的に判定をします。主審は様々な判定の最終決定者であり、判定においては審判の中で唯一法的責任を問われる立場にあります。一試合に付き主審は1名のみとなります。
●副審の役割
副審は、主審をサポートして、ゲームの円滑な運営を行ないます。具体的には、ボールがフィールドの外に出た際にスローイン、コーナーキックなどをどちらのチームが行なうかの判定、オフサイドの判定などが挙げられます。副審は、ゲームを多様な面から見て、正確なジャッジを行なうために必要な存在です。
●審判員の資格
サッカーの審判員の資格は、大きく分けて2つあります。各国、地域のサッカー協会や連盟の管轄であるサッカー公認審判員とFIFA国際サッカー連盟管轄の国際サッカー審判員の2つです。後者の資格を取るためには前者の資格を取得していることが条件になります。サッカー公認審判員は1~4級までのランク付けがされており、下位から順番に取っていくシステムです。1級審判員には女子1級審判員という独自の資格も存在します。国際試合ではFIFAが指名した審判員だけが笛を吹くことを許されます。


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