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●ABC『リボーン、〜最後のヒーロー〜』
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| 富と名声を極めたカリスマIT企業「NEOXIS」の創業社長・根尾光誠(高橋一生)は、冷酷なやり方で成長を遂げた「時代の英雄」。しかしある日、社内の階段から突き落とされ、気づくと14年前の真逆の世界で、借金まみれの下町商店街で暮らす青年・野本英人の体で目を覚ます。 見た目は英人、中身は光誠という状態になった彼は、自分を突き落とした犯人を探りつつ、将来閉店に追い込まれる「あかり商店街」の再生に挑む。最新のIT知識と経営感覚を武器に、英人の家業や商店街を立て直そうとする中で、画家志望の更紗(中村アン)ら人々の夢に向き合い、自らが失ってきた「人のために働く」という原点と向き合っていく。 やがて光誠は、過去を変えることが未来の自分やNEOXISにどんな影響を与えるのか、「ヒーロー」とは誰のための存在なのかという問いに迫られていくという転生ヒューマンドラマ。 高橋一生目当てで見始めた視聴者が多い本作は、その期待を裏切らない魅力を備えている。まず印象的なのは設定のユニークさとテンポの良さ。転生や未来予知といった要素を軸にしながらも、物語は軽快に進み、コミカルな場面とシリアスな展開のバランスが心地よい。特に高橋一生の演技は秀逸で、「笑っているのに目が笑っていない」絶妙な表情や、どこか挙動不審でありながらも鋭さを感じさせるキャラクター像は、この役ならではの説得力を生んでいる。 また、冷徹だった主人公が下町の人々と関わる中で少しずつ信頼を得ていく過程も見どころ。商店街の温かくもどこか緩い人間関係や、生活感あふれる世界観が物語に深みを与えている。建具が壊れても誰も直さないような“適当さ”の描写も、逆にリアリティと親しみを感じさせる要素として機能している。 さらに、各世代の登場人物が現代日本の世相を反映している点も興味深く、単なる娯楽にとどまらない奥行きを持つ作品となっている。笑いと謎、そして人間ドラマがバランスよく織り込まれており、今後の展開にも期待が高まる作品である。 ■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm #ドラマ鑑賞 #エンタメ #リボーン、〜最後のヒーロー〜 #高橋一生 #中村アン #市村正親 #チャレン爺有村 #スナックタイガース #堺でおもしろい店・人 #有村正 |