岩井圭也の小説を原作とするこのドラマは、元科警研のエース研究員・土門誠(藤木直人)は、ある事件を機に科警研を離れて民間の鑑定所を設立。そこに集まる科学の力を信じる依頼に科学的アプローチで応えていく。 相棒的存在の高倉柊子(白石麻衣)は、心理学に興味を持ち、研究員兼事務員。ウソを見抜くクセがあり、土門との衝突やバディ的な掛け合いが物語に彩りを添える。 さらに、都丸勇人(中沢元紀)は捜査現場の橋渡し役として依頼を持ち込み、弁護士・相田直樹(迫田孝也)は依頼人のために奔走。科警研メンバーや研究員・尾藤宏香(松雪泰子)らも絡み、捜査と科学が織りなすドラマが展開さる。 例えば第8話では、矛盾する二通の遺言書を巡る兄妹の相続争いが描かれ、DNA鑑定の結果によって“実の子どもではなく叔父の子だった”という衝撃の真実が判明。さらに筆圧痕から父の本当の想いが明かされ、涙を誘う展開となった。 全体として、『最後の鑑定人』は「科学」と「人間ドラマ」を巧みに融合したサイエンスミステリーとして評価される。科学鑑定の緻密な描写は視聴者の興味を引き、そのリアリティへの評価も高い。一方で、テンポがやや遅い、演出が平凡と感じる声も散見さる。 ネットなどの視聴者コメントでは、「科学で解明する部分はまあまあ面白いが、ワクワク・ドキドキはない」「勧善懲悪の展開も多く、新しさには欠ける」といった辛口な意見も。BGMやテンポに物足りなさを感じる人もいる一方で、キャストの掛け合いに注目する声も多く、第8話では相田弁護士の“あまりに善人すぎて裏があるのでは?”という期待も投稿もあった。 また、高倉の成長や土門との信頼関係に感動したという声も多数。特に筆圧痕から父の想いを読み解く回では、「血のつながり以上の絆」が心に響いたとの声が多かった。 まとめると、このドラマは科学捜査の面白さと人間ドラマの感情的深さが魅力。淡々とした展開や演出への賛否はあるが、丁寧なキャラクター描写や心に響くエピソードが視聴者の支持を集めている作品と言える。 ■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm #ドラマ鑑賞 #エンタメ #最後の鑑定人 #藤木直人 #白石麻衣 #松雪泰子 #チャレン爺有 #スナックタイガース #堺でおもしろい店・人 #有村正 |