このドラマは、中山七里氏の人気小説シリーズを原作とするリーガル・ミステリー。大阪地検一級検事・不破俊太郎(上川隆也)は、感情を一切表に出さず、忖度せず真実のみを追う冷徹な“能面検事”として知られている。 彼のもとに配属された新人検察事務官・惣領美晴(吉谷彩子)は、その無表情かつ容赦ない言動に最初は戸惑いながらも、共に難事件の真相に挑む。 第1話では、女子高校生殺害事件と並行して所轄で証拠品が紛失する不可解な事案が発生。不破はその矛盾に気付き、型破りな捜査手法で事件を解明に導く。 そして最新の第6話では、大阪府内で7人が刺される無差別通り魔事件と地検に届いた郵便物の爆発事件が同時進行。 不破と惣領は、就職氷河期世代への社会的不満を背負った“ロスト・ルサンチマン”の影や、被害者の家族との面会などを通じて、複雑に絡み合う真相へと迫る。 組織の圧力に屈せず事件の核心へ切り込む“能面検事”の姿と、新人とのバディによる人間ドラマが丁寧に描かれた、骨太で痛快な司法ミステリー。 『能面検事』は骨太なリーガル・ミステリーとして注目を集め、上川隆也が感情を表に出さない“能面”という難役を見事に演じていて、その存在感が作品全体を引き締める大きな力になっている。 物語は毎回完結型の事件を通じて、不破による型破りな捜査と真実への執念が色濃く描かれ、新人・惣領とのやり取りがドラマにほどよいヒューマンな要素を加えている。 キャストは個性的すぎずリアリティある配役が逆に心地よく、過剰な演出に頼らない堅実な構成も支持されている。 一方で第6話以降の展開では、「ロスト・ルサンチマン」の登場や、地検へのテロ未遂など、社会的テーマと緊迫感が増しており、物語全体の緊張感を一層高めている。 また、上川隆也の圧倒的な演技力と、練られたミステリー構成が見どころのドラマ。社会の闇や司法の葛藤を真正面から描く姿勢には覚悟と誠実さが感じられ、真実を信じる人たちに響く一作だ。 ■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm #ドラマ鑑賞 #エンタメ #能面検事 #上川隆也 #吉谷彩子 #大西流星 #チャレン爺有 #スナックタイガース #堺でおもしろい店・人 #有村正 |