『散髪』

 お客のAさんが頭をスッキリして来店。

 私 「えらいスッキリして、散髪したん?」
 客A「分かった?」
 私 「実は俺も今日、床屋に行ってきたトコヤ」
 客A「はいはいトコヤね。それにしても散髪したのが全然分からんなあ」
 私 「俺は髪が少ないから、切っても誰も気が付けへんねん」
 客A「確かに気が付けへんかったわ」
 私 「Kさんは格好ええ髪型やな。なんぼしたん?」
 客A「3800円や」
 私 「高いなぁ、俺は1200円やで」
 客A「1200円?安いなあ」
 私 「以前は3000円の店に行ってたけど今は1200円や。3800円は高いわ」
 客A「しゃーけど、マスターは切るところがあれへんから1200円でも高いで」
 私 「ホンマやで、500円でも高いくらいや」
 客A「500円では店は商売になれへんわ」
 私 「しやけど500円やったら安いから客が増えるで」
 客A「そうかなあ」
 私 「高かったら散髪に行くのは散発的やけど安かったらなんぼでも利用するで」
 客A「散髪と散発、利用と理容のダジャレを言いたかっただけやろ」
 私 「よう気が付いた!俺の散髪には気が付かんかったけど…」
 客A「マスターはしょっちゅうダジャレをつっ込むから気が付くわ」

 謎かけ:散髪とかけて、心の中で迷うと解く。どちらも(カット・葛藤)します
#謎かけ #おじんギャグ #散髪 #チャレン爺有村 #有村正

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