散歩中、ふと空を見上げると青空に真っすぐ描かれるはずの飛行機雲が風に吹かれて乱れている。
私 「今日の飛行機雲、真っすぐと違うなあ」
妻 「今日は風がキツイから飛行機雲が乱れているんやろね」
私 「龍が空をうねってるみたいやな」
妻 「そこまでは思えへんけど。因みに飛行機雲はエンジンから排出される煙?」
私 「煙と違うで」
妻 「と言うと?」
私 「成り立ちは2通りあるねん」
妻 「1つは?」
私 「飛行機の排気ガスに含まれてる水蒸気が極低温な外気に急激に冷やされて水滴や氷の粒になるねん」
妻 「へえ」
私 「冬の寒い日に吐く息が白くなるのと同じ原理やねん」
妻 「なるほど~。それで2つめは?」
私 「高速で移動する飛行機の後ろで気圧が下がる事が引き金となって氷の粒ができるからやねん」
妻 「氷の粒?」
私 「高速で飛ぶ飛行機の翼の後ろは特に気圧が低くなり、気圧が下がると空気が膨張して冷却されるので水蒸気が氷の粒へと変わるねん」
妻 「難しい事、よう知ってるなあ」
私 「飛行機雲は出来の悪い子を持つ親の気持ちみたいなもんや」
妻 「何それ?」
私 「飛行機雲、非行危惧も…」
妻 「やれやれ、褒めたら調子に乗るなあ」
謎かけ:飛行機雲とかけて、立派な手柄と解く。どちらも(航跡・功績)です。
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