愛netの美容情報

その他のトラブルの原因と対策

ソバカス】
ソバカスの原因は紫外線、妊娠によるホルモンのアンバランス、薬の副作用などが主因です。
強い直射日光を浴びる季節には、色が濃くなり数も増えます。遺伝の要素が強いのも、ソバカ
スの特徴です。ソバカスを治すには、働きの高まっているメラノサイトを手術で除去する事です。
しかし、その場合は跡が残る場合もあります。ピーリング法や電気凝固で焼き取る方法で、増
えたメラミン色素を一時的に目立たなくする事は可能です。
しかし、メラノサイトがある限り、再発します。その他、ビタミンCの服用、外用薬の使用なども
効果がありますが、専門家に相談する事が必要です。

あせも】
あせもは、皮膚の表面に口をあけている汗管の、一時的な閉塞によって起こる発汗作用の急
性障害です。汗が皮膚表面に達する事ができないで、しかも、発汗を促す熱のような刺激を
受けた場合、新たに生れた汗は、汗管の壁を突き破り、皮膚に炎症をひき起こします。
この障害は、大低、かゆみや熱感を伴い、針先ぐらいの小さな吹出物や水疱をつくります。
暑さと湿気は、この状態を一層悪化させ微生物の侵入により、二次感染をひき起こす事もあ
ります。あせもは、とくに皮膚の表面が、相互に密着するような部分に発生します。従って、
一般に、肥った赤ん坊や肥満体の大人の皮膚のひだの部分にできます。
あせもの処置で大切なのは、皮膚を涼しく乾燥させておく事です。軽い、ゆったりした衣服を
着る、エアコンまたは扇風機、冷たい水でのシャワーのあと、てんか粉を使うなどして、身体
をあまり動かさない事も有効です。   
あせものできた赤ん坊は、真水の風呂に入れるべきで、また、もしひどいあせもなら医師に
診療してもらうべきです。

【眼の下のバッグ(たるみ)】
眼の下の皮膚の変化は、やがて、パウチング、俗に“バッグ”とも呼ばれる小袋状のたるみ
になりますが、その原因は主に、遺伝で、大抵年をとるにつれて現われてきます。  
普通、まぶたの皮膚は、うすくて、多少のゆるみを帯びています。そして老年になるに従っ
て、皮膚下部の筋肉や組織がしだいに失われ、下まぶたはひだ状に落ちこむ傾向があり、
やがて皮下脂肪が、もろくなった筋肉を圧迫し、袋状に、組織を外側にふくらます結果となり
ます。もしこの状態が極端で、とりわけ、若い人にそれが起きる場合は、社会的にも経済的
にも不利な醜いものとなります。   
こうした状態には、化粧品はほとんど役に立ちません。
このような氷久的な皮膚の変化は、重い腎臓疾患とか心臓疾患が起きる前兆ともみられる
はれぼったいまぶたとはかなりちがったものです。  
軽い再発性のアレルギーや慢性の皮膚疾患も、皮膚がたるみを帯びているまぶたの部分
では、とくに漿液を蓄積しがちなので、やはりはれをひき起こす可能性があります。
循瑠作用の衰えている年輩の人では、漿液の蓄積により、一日の終わり時分に上まぶた
と下まぶたの膨張がいちじるしくなる事が多くなるし、また、漿液は、睡眠中、下向きにした
顔の側のまぶたにたまる可能性があります。  
このような状態の改善は、それらの根本的な原因の発見とその治療にまつしかありません。
眼の下の黒ずんだくま】
眼の下の黒ずんだくまは、普通、身体的な疾患とは関係がありません。この状態は、さま
ざまな組織上の要因によるもので、また家系上の特徴を反映するものです。
まぶたの皮膚は薄くて、わずかな脂肪組織を含みます。多くの血管を通って流れる血液が、
まぶたの表層近くでは皮膚を通して見え、それが一種の青黒い色調を示すものです。
黒ずんだくまは、疲れたり青ざめたりした時や生理中および妊娠の後期に目立ち、また、
この変色は老化とともにいっそう明らかに、また、永続するようになります。