その他のトラブルの原因と対策
【ソバカス】 ソバカスの原因は紫外線、妊娠によるホルモンのアンバランス、薬の副作用などが主因です。 強い直射日光を浴びる季節には、色が濃くなり数も増えます。遺伝の要素が強いのも、ソバカ スの特徴です。ソバカスを治すには、働きの高まっているメラノサイトを手術で除去する事です。 しかし、その場合は跡が残る場合もあります。ピーリング法や電気凝固で焼き取る方法で、増 えたメラミン色素を一時的に目立たなくする事は可能です。 しかし、メラノサイトがある限り、再発します。その他、ビタミンCの服用、外用薬の使用なども 効果がありますが、専門家に相談する事が必要です。 |
【あせも】 |
【眼の下のバッグ(たるみ)】 眼の下の皮膚の変化は、やがて、パウチング、俗に“バッグ”とも呼ばれる小袋状のたるみ になりますが、その原因は主に、遺伝で、大抵年をとるにつれて現われてきます。 普通、まぶたの皮膚は、うすくて、多少のゆるみを帯びています。そして老年になるに従っ て、皮膚下部の筋肉や組織がしだいに失われ、下まぶたはひだ状に落ちこむ傾向があり、 やがて皮下脂肪が、もろくなった筋肉を圧迫し、袋状に、組織を外側にふくらます結果となり ます。もしこの状態が極端で、とりわけ、若い人にそれが起きる場合は、社会的にも経済的 にも不利な醜いものとなります。 こうした状態には、化粧品はほとんど役に立ちません。 このような氷久的な皮膚の変化は、重い腎臓疾患とか心臓疾患が起きる前兆ともみられる はれぼったいまぶたとはかなりちがったものです。 軽い再発性のアレルギーや慢性の皮膚疾患も、皮膚がたるみを帯びているまぶたの部分 では、とくに漿液を蓄積しがちなので、やはりはれをひき起こす可能性があります。 循瑠作用の衰えている年輩の人では、漿液の蓄積により、一日の終わり時分に上まぶた と下まぶたの膨張がいちじるしくなる事が多くなるし、また、漿液は、睡眠中、下向きにした 顔の側のまぶたにたまる可能性があります。 このような状態の改善は、それらの根本的な原因の発見とその治療にまつしかありません。 |
【眼の下の黒ずんだくま】 眼の下の黒ずんだくまは、普通、身体的な疾患とは関係がありません。この状態は、さま ざまな組織上の要因によるもので、また家系上の特徴を反映するものです。 まぶたの皮膚は薄くて、わずかな脂肪組織を含みます。多くの血管を通って流れる血液が、 まぶたの表層近くでは皮膚を通して見え、それが一種の青黒い色調を示すものです。 黒ずんだくまは、疲れたり青ざめたりした時や生理中および妊娠の後期に目立ち、また、 この変色は老化とともにいっそう明らかに、また、永続するようになります。 |