シミの原因と対策
【シミが出来る要因は?】 (イ)内蔵からくるもの、主に肝臓や胃腸障害などの内臓疾患。 (ロ)妊娠や産後のホルモンのバランスのくずれ。 (ハ)日常のストレス(神経作用、精神作用)。 (ニ)化粧品の乱用やかぶれによるもの。 (ホ)日焼けによる外的要因 など、色々ありますが、なんといっても一番多いのが紫外線です。身体の中からとか、 化粧品のかぶれなどの場合でしたら、自己管理をきちんとしていれば大丈夫ですが、 この紫外線というのは、肌の中の細胞組織を破壊するという非常にやっかいな光線 です。この紫外線が肌の中を通過して基底層のメラノサイトと言うところで受け止め、 その刺激でメラニン色素が出来ます。最初は茶褐色の小さな色素で、健康な状態で あれば平均28日周期で表皮から角質となって体外に出ていきますが、消化器官の 異常やストレスがあったりすると、表皮の中間に沈着します。その上、肌の機能が低 下し年月が過ぎると、どんどん沈着したシミの周りにメラニンどうしが結合して、濃くな る危険性が生じます。特に治りにくいシミもいくつかあります。例えばソバカス、これは 遺伝性のもので日に当たると色が濃くなります。ビタミンB2、CやEを飲めば、多少は 薄くなっても、ソバカスそのものをキレイになくす事は不可能です。 またアザやホクロも自然に治る事はありません。外科手術で切除するしか方法がなく、 気になる人は専門医に一度相談して下さい。老人性の色素斑は、よくお年寄りの顔 に濃く大きくできたものが典型です。ただ、色の黒い人が日に当たりすぎると20代の 後半からもこのシミができます。 香水を顔や首、耳たぶにつけて日に当たると、やはりシミができます。ひどい時には 日光皮膚炎になりかねません。香水は下着か洋服で隠れる部分の肌につけて下さ い。シミの原因は色々ありますが、いずれにしても紫外線が深く関係している事は 事実です。化粧品、香水などによるシミや肝斑は時間をかけ、1年から3年くらい徹 底的に日光を避けければ、かなり改善されます。な |
<原因> ●紫外線はシミの原因の70〜80% (太陽や雪、水の反射、曇りでもある) ●紫外線がメラノサイトを刺激してメラニン色素 を出す ●濃いシミ(角質層に近い)=とれ易い ●薄いシミ(角質層に遠い)=とれにくい <対策> ◎新陳代謝が正常(28日周期)であれば、メラニ ンが表に押し上げ、アカとして出ていくので、シ ミを治すには、栄養分を与え、血行をよくし、新 陳代謝を活発にし、皮膚機能を正常に戻す。 ◎ビタミンB2、CやEを摂取する ◎ホワイトニング用の化粧品を塗る |