【読む】
●字典
繙く(ひもとく)=(他五)〔巻物や本の帙(チツ)のひもを解く意〕本を出して読む。ひもどく。
読む・詠む(よむ)=[動マ五(四)] 文字で書かれたものを一字一字声に出して言う。文字や文章、図などを見て、その意味・内容を理解する。 外面を見て、その隠された意味や将来などを推察する。 (「訓む」とも書く)字音を訓で表す。漢字を訓読する。数をかぞえる。(ふつう「詠む」と書く)詩歌を作る。 囲碁・将棋で、先の手を考える。 講釈師が演じる。[可能]よめる[動マ下二]「よめる」の文語形。
●作例
史書を繙く。
子供に本を読んでやる。 経を読む。 小説を読む。 グラフから業績を読む。 手の内を読む。 来春の流行を読む。
春をはると訓む。 票を読む。 さばを読む。 歌を詠む。 秋の風物を詠む。 7手先まで読む。
【詩歌用語】
「読む」読み取る。読み上げる。繙く。閲(けみ)する。閲読。通読。判読。解読。精読。熟読。味読。黙読。素読。朗読。音読。拾い読み。走り読み。流し読み。斜め読み。読書。書見。披見。読経。誦経(ずきょう)。看経(かんきん)。お読みになる。ご覧になる。ご一読になる。ご笑読になる。拝見する。拝読いたします。
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