【蝶】
●字典
揚羽蝶(あげはちょう)=1 アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張8〜12センチ、黄色に黒色のすじや斑点がある。幼虫はミカン・サンショウなどの葉を食べ、柚子坊(ゆずぼう)とよばれる。なみあげは。2
鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科のチョウの総称。大形で、多くは後ろ翅に長い突起がある。クロアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハなど。《季 夏》
小灰蝶・蜆蝶(しじみちょう)=鱗翅(りんし)目シジミチョウ科の昆虫の総称。小形の蝶で、翅(はね)の表面は褐色・青色・紫色など。日本にはウラギンシジミ・ミドリシジミ・ベニシジミなど約60種が知られる。《季
春》
蝶(ちょう)=鱗翅(りんし)目のうち、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科に属する昆虫の総称。色彩に富む二対の翅(はね)をもち、らせん状の口吻(こうふん)を伸ばして花蜜や樹液を吸う。触角は棍棒状または鉤状。日中に活動し、止まるときは翅を立てる。繭はふつう作らない。日本には約260種が知られる。胡蝶。ちょうちょう。ちょうちょ。《季 春》紋所の名。1を図案化したもの。
●作例
「我が来たる道の終りに揚羽蝶/耕衣」「蝶の飛ぶばかり野中の日影かな/芭蕉」
彼女は蝶よ花よと育てられた。 蝶々がオロオロと飛んできて花びらに止まる。
【詩歌用語】
「蝶」ちょうちょう。ちょうちょ。てふてふ。アゲハチョウ。セセリチョウ。シロチョウ。シジミチョウ。テングチョウ。タテハチョウ。ジャノメチョウ。胡蝶。小灰蝶。蜆蝶。蝶足。蝶足膳。蝶貝。蝶形。蝶形弁。蝶形花。蝶形骨。蝶鮫。蝶蝶。蝶蝶魚。
蝶蝶雲。蝶蝶髷。蝶蝶夫人。蝶番。蝶鳥の舞。蝶蜻蛉。蝶ネクタイ。蝶花形。蝶番。蝶結び。蝶類。
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