【トンボ】
●字典
蜻蛉(とんぼ)=長くて透明な二対の羽で軽快に飛ぶ昆虫。からだは細長く、種類が多い。〔トンボ目〕。「とんぼがえり」の略。地ならしをする丁字形の道具。
とんぼ返がえり=―する。〔トンボが急に方向転換をすることから〕地を踏んでする宙返り。〔俗に、目的地に着いたその足ですぐ帰途につく意にも用いられる〕。とんぼをきる。
とんぼ釣つり=さおの先に付けた糸に、囮(オトリ)のトンボを結びつけておき、それを追うトンボを捕らえること。〔広義では、網やもちを使ってとることをも指す〕

●作例
「とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな/汀女」
大阪でトラックの荷を下ろすととんぼ返りで東京へ戻った。

【詩歌用語】
「とんぼ」とんぼう。蜻。秋津。蜻蛉。蜉蝣。かげろう。せいれい。赤とんぼ。塩辛とんぼ。羽黒とんぼ。イトトンボ。サナエトンボ。オニヤンマ。アキアカネ。ヤゴ。

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