【態度】
●字典
倦む(あぐむ)=[動マ五(四)]その事をしつづけてもよい結果が出ないので、どうしたらよいかほとほと困る。また、いやになる。もてあます。あぐねる。
倦(う)む=〔同じ状態が長く続いて〕飽きる(疲れる)。「倦まずたゆまず=飽きたり 怠けたり せず」。
態度(たいど)=物事に対したときに感じたり考えたりしたことが、言葉・表情・動作などに現れたもの。事に臨むときの構え方。その立場などに基づく心構えや身構え。心理学で、ある特定の対象または状況に対する行動の準備状態。また、ある対象に対する感情的傾向。
風馬牛(ふうばぎゅう)=〔「風す」とは雌雄が誘い寄ることで、さかりのついた雌雄の馬・牛でさえ互いに遠隔地に居てはどうしようも無い所から〕自分とは全く関係が無いという態度をとること。

●作例
倦むような雨の日々の中 落ち着いた態度を見せる。 態度がこわばる。 慎重な態度を示す。 反対の態度を貫く。 人生に対する態度。 

【詩歌用語】
「態度」身構え。心得。心構え。心掛け。心配り。心遣い。心組み。気構え。気配り。気遣い。気組み。態度。用意。留意。用心。配慮。覚悟。貴(たっと)ぶ。大切にする。身振り。気振(けぶ)り。気配。様子。態度。動作。挙動。挙措。挙止。見え。見得。見得を切る。姿。形。態度。表情。演技。誇張。

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