【太陽】
●字典
木漏れ日(こもれび)=木の葉の 間から 差し込んで来る日光。
日月(じつげつ)=太陽と月。年月。つきひ。 ―星辰(せいしん)
日星(じっせい)=太陽と星。にっせい。[日葡]
日精(じっせい)=太陽の精。菊の異名。にっせい。
天日(てんじつ)=「太陽」の意の古語的表現。日輪。
日輪(にちりん)=「太陽」の意の漢語的表現。
日当り・陽当り(ひあたり)=日光が当たる事(場所)。また、日光の当たりぐあい。
日脚(ひあし)=太陽が東から西へ移っていく動き。日が出てから沈むまでの時間の長さ。昼間の時間。雲の切れ目や物のすきまからさす太陽の光線。ひざし。足取り表の一。日々の相場の動きをグラフに示したもの。また、日の光晴れ渡る日。
日溜まり・日溜り(ひだまり)=冬などに、日がよくさして風が吹き込まず、そこだけ暖かい所。
日照り(ひでり)=太陽が(強く)照る事。夏期に長く雨が降らない事。〔ほしいものが不足する意にも用いられる。「旱」とも書く。例、「職人―」〕
日向(ひなた)=《「日の方(かた)」の意から》日光の当たっている場所。日陰。物事の表面。表側。
●作例
赤光の初日の出
木漏れ日が力なく差し込んで。 日脚が早い。 日脚が延(伸)びる。 日当りのいい家。
夕日が海に沈んでいく。 目の前の空が赤やオレンジ色に染まる。
夕日に染まった鮮やかな景色を見ながら自分の心と向き合うのもいい。 金色の太陽。
美しい夕映え。 陽盛りの道を。
【詩歌用語】
≪日輪≫
「日」日輪。太陽。日光。旭日。朝日。夕日。落日。落暉。斜陽。入日。天日。薄日。弱日。初日。春日。夏日。秋日。冬日。炎日。西日。日蝕。
「日当り」日溜り。日移り。日照り。片照り。日の出。御来迎。日盛り。日暈。日の香。日の斑。日集む。日を返す。照返す。照込む。油照り。照合ふ。日をはじく。鈍き日。薄ら日。洩れ日。木洩れ日。日映ゆ。日を支へ。日にさとき。午後の日。日残る。残照。残映。日没。日落つ。夕焼け。
「日矢」日の太矢。日筋。日差。日脚。日面。日表。日裏。日底。日陰。日翳。日影。日向。
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