【夏】
●字典
夏枯草(うるき)=植物ジュウニヒトエの古名。うるい。[和名抄]
夏花(げばな)=夏安居(げあんご)のとき、仏前に供える花。《季夏》
夏安居(げあんご)=〔仏〕 夏の三か月の間、僧が一か所にこもって修行すること。夏行(げぎよう)。夏籠(げごもり)。《季夏》
木下闇(こしたやみ)=木が茂って、その下が暗いこと。また、その所。《季夏》
夏座敷(なつざしき)=開け放して風通しを良くしたり、室内を夏向きの装いにした座敷。《季夏》
薄暑(はくしょ)=初夏のころの、わずかに感じる暑さ。《季 夏》
冷夏(れいか)=例年のようには暑くならない夏。


●作例
「山も庭もうごき入るゝや夏座敷/芭蕉」「須磨寺や吹ぬ笛きく木下闇/芭蕉」 「はんけちのたしなみきよき薄暑かな/万太郎」
ひまわりの花が咲く頃、沢山の花に包まれて逝った。
ギラギラした太陽に焼かれながら夏を走りぬける。
熱くってたらまない三十五度の炎天下を踊りました。
雲一つ無い灼熱の太陽の下で。
汗でTシャツはびっしょり。
暑さで喉はからから。
燃えるような太陽の下で。
真夏の太陽の下で。
熱すぎる程暑い夏、焼き付けるような太陽の光。
去りゆく夏を惜しむように、一匹の蝉の鳴き声が。
喧騒の蝉しぐれ。
冷夏型の天候。
【詩歌用語】
夏。夏枯草。夏衍。夏芽。夏下冬上。夏季。夏期。夏期学校。夏季熱。畦。夏枯草。夏時。夏日。夏日斑。夏伯。夏半。夏風楽。夏眠。夏卵。夏緑林。夏炉冬扇。
夏明き。夏安居。夏書き。夏書き納。夏行。夏経。夏籠り。夏至。夏至線。夏至点。夏衆。夏断ち。夏中。夏油温泉。夏念仏。夏花。夏臘。夏越し/名越し。
夏越しの節供。夏越しの御禊。夏茜。夏鶯。夏梅。夏帯。夏掛け。夏霞。夏風邪。夏鴨。夏枯れ。夏柑。夏季。夏着。夏菊。夏衣。夏狂言。夏霧。夏草。夏葛。
夏茱萸。夏雲。夏毛。夏蚕。夏木立。夏作物。夏座敷。夏座布団。夏潮。夏時間。夏時刻。夏白菊。夏水仙。夏姿。夏スキー。夏蝉。夏麻。夏麻引く。夏空。
夏大根。夏橙。夏便り。夏蔦。夏椿。夏灯台。夏隣。夏鳥。夏念仏。夏野。夏の曲。夏の暮れ。夏の蝶。夏暖簾。夏場。夏羽織。夏萩。夏場所。夏櫨。
夏端月/夏初月。夏ばて。夏羽。夏祓。夏日。夏引き。夏服。夏藤。夏布団。夏帽子。夏坊主。夏干し。夏負け。夏祭(り)。夏祭浪花鑑。夏豆。
夏蜜柑。夏道。夏向き。夏虫。夏虫の色。夏虫の蚕。夏芽。夏目。夏めく。夏物。夏館。夏休み。夏痩せ。夏山。夏雪草。


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