【熊】
●字典
熊(くま)=食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど七種があり、多くの亜種が知られる。日本にはヒグマ・ツキノワグマがすむ。《季
冬》劇場で立ち見する人。(動植物名の上に付き、接頭語的に用いて)強い、大きいなどの意を表す。
羆(ひぐま)=〔古形は「しぐま」〕北海道など寒地の森林にすむ、赤褐色の大形のクマ。雑食。〔クマ科〕。
熊羆(ゆうひ)=熊(くま)と羆(ひぐま)。転じて、勇猛な者のたとえ。
●作例
「餌を欲りて大きな熊となって立ち/汀女」
【詩歌用語】
「熊」羆。白熊。ツキノワグマ。熊羆。親熊。子熊。熊の子。 熊の皮。熊の胆い。熊狩り。熊使い。熊祭り。熊手。熊毛。熊蝉。熊蜂。熊蟻。
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