【数】
●字典
数(かず)=[名]1 物の順序を示す語。また、その記号。数字。2 個々の事物が、全体または一定の範囲で、いくつ(何回)あるかということを表すもの。数量。3 数量や回数が多いこと。多数。4 価値あるものとして取り立てて認められる範囲。また、その範囲に入るものとして価値を認められるもの。5 同類として数えたてられる範囲。仲間。6 (多く「の」を伴って)種類などの多いこと。いろいろ。
数(すう)=1 もののかず。ものの多少を表す概念。2 数をかぞえること。計数。3 物事の成り行き。情勢。また、めぐりあわせ。運命。4 自然数およびこれを順次拡張した、整数・有理数・実数・複素数などの総称。5 インド‐ヨーロッパ語で、名詞・代名詞・形容詞・冠詞・動詞の語形によって表される文法範疇(はんちゆう)。一つのものには単数、二つ以上のものには複数を区別する。その他、言語によっては双数・三数・四数もある。日本語には、文法範疇としては存在しない。6 数をかぞえる語の上に付いて、二、三か五、六ぐらいの数量を漠然と表す。
ペア(pair)=二つ(二人)で一組になること。また、そのもの。対(ツイ)。二人で漕ぐ、レース用のボート(カヌー)。
●作例
亡き数に入る。 正選手の数に加える。 子供は数に入らない。 数多い候補者から選ぶ。 数が合わない。 二けたの数。
ペアで歩く。
【詩歌用語】
「数」数(すう)。数値。数量。員数。ナンバー。▽指数。定数。変数。概数。近似値。
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