【風物】
●字典
神楽(かぐら)=《「かみくら(神座)」の音変化》神をまつるために奏する舞楽。宮中の神事芸能で、先行の琴歌神宴などに、石清水八幡などの民間の神遊びを取り込み、平安時代に内侍所御神楽(ないしどころみかぐら)として完成。楽人は左右の本方(もとかた)・末方(すえかた)の座に分かれ、歌い奏し、主要部分では舞を伴う。御神楽。諸社、民間の神事芸能で、神を迎え、その御魂を人々の体内にいわいこめる一連の儀礼中に行われる歌舞。採物神楽(出雲流神楽・巫女神楽)・湯立神楽(伊勢流神楽)・獅子神楽など、多くの系統がある。《季
冬》
渡御(とぎょ)=―する。みこしのおでまし。〔広義では、天皇・三后のおでましをも指す〕
新嘗祭(にいなめさい)=十一月二十三日に、天皇が神がみに新米を供え自身でも召し上がる、宮中の行事。〔今の勤労感謝の日〕
柊(ひいらぎ)=葉は堅くて、縁には鋭いとげが有る。節分の時鬼祓いに鰯の頭をつけて玄関に飾る。
風月(ふうげつ)=心を和らげるものとしての、自然界の風物。
風物(ふうぶつ)=目に見える自然の中にある物。その土地の季節季節を特徴づける物。
●作例
風物詩。
提灯に灯が点りいよいよ宵祭も佳境に入る。
神輿を担いでワッショイワッショイ。
【詩歌用語】
≪鵜飼≫
「鵜 」海鵜。川鵜。姫鵜。鵜の鳥。島津鳥。一の鵜。荒鵜。逸り鵜。疲鵜。離れ鵜。徒歩鵜。獲鵜。鵜の面。鵜首。鵜の柔毛。
「鵜匠」鵜使い。鵜人。中鵜使い。徒歩使い。烏帽子。風折烏帽子。腰蓑。鵜縄。鵜さばき。縄さばき。
「鵜川」鵜舟。鵜飼舟。鵜飼。鵜飼見。鵜飼火。鵜篝。鵜松火。鵜籠。鵜小屋。
≪花火≫
「遠花火」昼花火。宵花火。夕花火。夜の花火。川花火。湖花火。海花火。磯花火。
「花火」花火大会。煙火。手花火。線香花火。筒花火。鼠花火。仕掛花火。揚花火。打揚げ花火。大花火。尺玉。爆竹。菊花火。
「花火師」花火仕度。花火筒。花火殻。花火屑。花火音。花火見。花火舟。花火待つ。花火焚き。花火爆づ。花火消え。花火果て。花火の夜。花火売。
≪祭≫
「お祭り」祭礼。祭祀。祭事。神楽。神楽舞。巫女舞。神楽師。神楽面。夜神楽。里神楽。神楽宿。宵宮。夜宮。宵祭。本祭。渡御。船渡御。祭船。祭笛。祭太鼓。祭獅子。祭囃。祭提灯。祭笠。祭衣。祭髪。祭客。祭見。祭宿。祭町。神輿。神輿舁。樽神輿。荒神輿。御輿道。山車。地車。鉾。御練り。御旅所。
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