【神・仏】
●字典
アラー=〔Allah〕イスラム教徒が信仰する、唯一・最高の神。アルラー。
キリスト=〔ポ Christo = 救世主〕ユダヤ人、イエス キリスト。マリアを母とする。ヤソ。クリスト。キリスト教祖「基督」は、音訳。
三界(さんがい)=@〔仏教的世界観で〕人間初めすべての生き物が過去・現在・未来にわたって次つぎに生まれ変わるという境遇。大きく「欲界」「色界」「無色界」の三つに分かれ、欲界は六天に、色界は四種二十二天その他に細分されるという。〔広義では、世界じゅうや、生きている限りの この世を指す〕―に家無し〔=どこにも安住する所が無い〕子は―の首っかせ〔=子供というものは、自分の生きている限り、なんらかの負担となって付きまとうものだ〕A(造語)…のような遠く離れた所。アメリカ―〔=くんだり〕まで流れる。
四有(しう)=〔仏〕 一つの生が経る四つの段階。すなわち、生命の出現する瞬間である生有(しようう)、生存している状態である本有(ほんぬ)、死ぬ瞬間である死有(しう)、次の生を得るまでの状態である中有(ちゆうう)。
シバ=〔梵(ボン)語 siva〕インドのヒンズー教の代表的な神の一つ。破壊・生殖をつかさどる。シバ神。
ゼウス(Zeus)=リシャ神話の最高の神。ローマ神話のユピテル〔ジュピター (Jupiter)〕 に相当する。
大明神(だいみょうじん)=「明神」をさらに尊んだ言い方。「正一位稲荷(いなり)―」名詞の下に付けて、敬意・尊崇・願望、ときにおどけた気持ちを表す。「かかあ―」
地祇(ちぎ)=地の神。地神。
天神(てんじん)=天の神。菅原道真(スガワラノミチザネ)を祭った神社。天満宮。
涅槃(ねはん)=〔寂滅・滅度の意の梵(ボン)語の音訳〕すべての煩悩(ボンノウ)を無くし、高い悟りの境地に達して死ぬこと。〔狭義では、釈尊の死を指した〕。生死(シヨウジ)を脱して―に入る。―仏(ブツ)〔=釈尊の横に伏している姿の像〕
涅槃会(-え)=〔仏教で〕釈尊の忌日〔=二月十五日〕に行う法会。
毘沙門天(びしゃもんてん)=〔毘沙門は、多聞(タモン)の意の梵(ボン)語の音訳〕〔仏教で〕四天王の一つで、怒りの姿を見せ、よろい・かぶとを着け、手にほこを持って、北方を守る。密教で金剛界の西方に配せられ、福神とされるので、俗に七福神のひとりとしてかぞえられる。毘沙門。多聞天。
ビリケン(米 Billiken)=米国の福の神の像。裸体で頭の先がとがっている〕頭のとがった人を指す語。
毘盧遮那(びるしゃな)=〔光明遍照の意の梵(ボン)語の音訳。←毘盧遮那仏〕知徳の光で全宇宙をあまねく照らすとされる仏。〔密教では、大日如来〕
風神(ふうじん)=風の神。
明神(みょうじん)=〔「名神」から転じた語か〕神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。

●作例
神様に祈る。

【詩歌用語】
≪神≫
「神」シバ神。キリスト。アラー。祭神。神像。御神体。霊像。霊神。鬼神。大神。海神。竜神。天神。地神。水神。山神。迦具土の神。火神。霊神。おしら神。氏神。産土神。道祖神。塞の神。屋敷神。厨神。納戸神。火伏神。馬屋神。辻神。田神。杣の神。湯の神。水分(みくまり)の神。岩屋神。岳の神。七福神。弁財天。守護神。明神。鎮座。鎮守。神々。御霊代。神仙。神の旅。神の留守。神名帳。神紋。地祇。
≪仏≫
「仏」御仏。本尊。大仏。釈迦。寝釈迦。薬師。弥陀。弥勒。観音。不動。地蔵。十二神将。四天王。羅漢。閻王。忿怒仏。九品仏。野仏。石仏。岩仏。露座仏。磨崖仏。風化仏。欠け仏。濡仏。潮仏。磯仏。辻仏。童子仏。秘仏。持仏。水子仏。甘茶仏。


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