【喜】
●字典
悦(えつ)=喜ぶこと。うれしがること。
悦に入(い)る=物事がうまくいって喜び満足する。
悦懌(えつえき)=よろこぶこと。
悦服(えっぷく)=(人民が朝廷などに)満足して服従すること。
喜悦(きえつ)=心から喜ぶこと。心からの強い喜び。
随喜(ずいき)=―する。〔仏教で〕喜んで ありがたがること。随喜の涙=ありがた涙。
愉悦(ゆえつ)=心から愉快に思って喜ぶこと。

●作例
「僕大に之を喜悦す/花柳春話(純一郎)」
「深く悦懌す/即興詩人(鴎外)」
「人民大ひに其諸件に悦服せざるの色あるを以て/民約論(徳)」
「善事をなすの後其心如何曰く愉悦すべし/明六雑誌 9」
随喜を こぼす。 随喜の涙を流す。   
【詩歌用語】
「喜」喜悦。喜懼。喜字。喜捨。喜寿。喜色。喜色満面。喜怒。喜怒哀楽。喜遊/嬉遊。喜憂。喜楽。喜ばしい。喜ばす。喜ばせる。
喜び/慶び。喜び事/慶び事。喜び勇む。喜ぶ/慶ぶ。喜ぼふ。喜ぼし。喜んで。
「悦」悦懌。悦喜。悦予。悦楽。悦に入る。悦ばす。悦び。悦ぶ。悦んで。

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