【エビ】
●字典
海老・蝦(えび)=十脚目長尾亜目の甲殻類の総称。海水または淡水にすむ。体は頭胸部と腹部に区別される。頭胸部は一枚の甲殻で覆われ、二対の触角、五対の歩脚をもつ。腹部は七節からなり、五対の遊泳脚がある。歩行するイセエビ・ザリガニ、遊泳するクルマエビ・サクラエビ・シバエビなどがある。食用、魚類のえさとして重要。かいろう。「海老錠(じよう)」の略。
蝦蛄(しゃこ)=エビに似た小動物。わが国の東海岸の浅い海の泥の中にすみ、色は青みを帯びた薄茶色。食用。〔シャコ科〕
藻海老(もえび)=海産のエビ。体長約12cm。体は淡黄色または淡青色。食用。また、釣り餌とする。日本各地の内湾・内海に分布し、砂泥底の海藻の間にすむ。

●作例
エビで鯛を釣る。

【詩歌用語】
「エビ」蝦。海老。大えび。伊勢えび。車えび。小えび。芝えび。桜えび。ロブスター。シュリンプ。かいろう。
「海老」海老上がり。海老芋/蝦芋。海老尾/蝦尾。海老固め。海老蟹。海老虹梁/蝦虹梁。海老蟋蟀/蝦蟋蟀。海老腰/蝦腰。海老鞘巻/蝦鞘巻。海老雑魚。海老錠/蝦錠。海老責め。海老煎餅。海老素麺。海老反り。海老鯛。海老束/蝦束。海老根/蝦根。海老の尻尾。海老藻/蝦藻。


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