【風流】
●字典
風流(ふうりゅう)=おちついた優雅な趣のあること。みやびやかなこと。また、そのさま。風雅。詩歌・書画・茶など、俗を離れた趣のあるもの。 美しく飾ること。意匠をこらすこと。また、その物。 芸能の一。先人が残した美風・なごり。遺風。紋切型・実用的ではなく、個性的な趣味や創意工夫によって、豊かさが感じられること(様子)。
風流韻事(ふうりゅういんじ)=自然に親しみ詩歌を作って遊ぶこと。風雅な遊び。

●作例
風流の破子(わりご)やうのもの、ねんごろに営み出でて/徒然 54」「風流の初めやおくの田植うた/奥の細道」
「古きを学び新しきを賞する中にも全く風流を邪(よこしま)にする事なかれ/風姿花伝」「心の色なく、情おくれ/徒然 141」。
花鳥風月を愛(メ)でる風流な生活。  風流な茶室。 風流の道。 風流を解する。

【詩歌用語】
「風流」風流韻事。風流傘。風流車。風流人。風流志道軒伝。風流仏。
風雅。風趣。高雅。閑雅。数奇(すき)を凝らす。雅び。花鳥風月。梅見。観梅。摘み草。花摘み。花見。桜狩り。観桜。蛍狩り。雪見酒。 
優雅な。趣のある。洗練された。風流の道。風流な人。風流な庭。
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